【冬の乾燥対策!】 季節に合わせてスキンケア、見直しませんか?
乾燥肌の方はもちろん、脂性肌の方も、冬になるとこんなお悩みはありませんか?
今回は「冬のトラブル肌」の解説と「おすすめケア」をご紹介します。
自分の肌質は乾燥肌?オイリー肌?
肌質の思い込みによっては、美肌から遠ざかりかねません。季節ごとに肌状態をチェックし、今の自分に合ったスキンケアを選ぶことが、肌トラブル改善への第一歩です。以下のチェックリストでお肌の水分量について調べてみましょう。
いかがでしたでしょうか。あてはまるものが多いほどお肌の水分量は少ない可能性があり、乾燥肌になっているかもしれません。間違ったスキンケアをしていると感じた方はこの機会に見直してみましょう。
冬に肌が乾燥しやすい理由
冬は最も湿度が低く、空気が乾燥する季節。室内もエアコンにより乾燥しがちで、肌にとっては過酷な環境です。蒸れや摩擦などマスク荒れの影響で、口周りが特に乾燥する方も増えています。空気の乾燥によって肌の中から水分が失われやすく、気温が低いことで血行が悪くなるため、皮脂や汗の分泌が減少します。
お肌の基本-肌の水分について
皮膚の最外層である角質層には10~20%の水分が含まれています。その水分を保つ上で大きな働きを有しているのが以下の3つです。
皮脂膜 | 汗腺からの水分と、皮脂腺からの皮脂が自然に混ざり合ったもの |
NMF(天然保湿因子) | アミノ酸、有機酸、ミネラル、尿素など |
細胞間脂質 | セラミド、脂肪酸、コレステロールなどからなり、表面のバリア機能を維持 |
冬の乾燥対策-スキンケア
01. 洗浄力のやさしいクレンジング・洗顔に切り替える
冬はお肌を守るバリア機能が低下するため、乾燥しやすく敏感な肌に。そんな敏感肌には潤いを守りながらメイクを落とすことができる、クリームタイプやジェルタイプがおすすめです。この2種類は特に刺激が少なく、クレンジング後に乾燥しにくいものが多いです。
02. 保湿成分が多く配合された化粧品をセレクト
保湿成分にも大きな違いがあるのをご存知でしょうか?それぞれ違う成分が効果を発揮するため、「閉じ込める」段階まで行えているか、気をつけながら保湿しましょう。
03. 乳液・クリーム・オイルで潤いを閉じ込める
洗顔後は、化粧水のみではNG!必ず素早く乳液、クリーム、オイルなどでふたをしましょう。化粧水をつけた後、時間が経つと水分が蒸発してしまうため、浸透を待つ必要はありません。
どうしても時間がない人のための時短テクニック
入浴後の肌は、入浴前よりも「過乾燥」の状態になります。お風呂から出た後は、肌が乾燥し始めます。ですので、入浴後の過乾燥になる前(20〜30分の間)に保湿をするように心掛けましょう。
監修:コアフロント商品開発M
大学院まで6年間生体医工学について勉強後、コアフロント株式会社のコスメ事業部に入社。日本化粧品検定1級、化粧品成分検定1級取得。新商品から既存の商品の改良、クリニック独自のオリジナル化粧品の処方製造や営業を担当。皮膚科の先生の声を聞きながら商品に触れることができるため、視野が広がりより良い商品ができていると実感。今後も安心して使い続けられる、また日々変化する環境に合わせた効果実感の高い商品開発を目指し研究を重ねている。
この記事へのコメントはありません。